エベレストベースキャンプで高山病になり救急ヘリ要請をしたみさちゃす。
翌日の朝10時半になり、やっとヘリが来ました…。
●これまでのエベレスト記事
・メンヘラを起こしたのでエベレストに行ってきた話。ベースキャンプ費用。
・エベレストの装備・持ち物。ツアー会社の社長からセクハラ!?
・エベレストベースキャンプで救急ヘリを呼びました。費用、ヘリビジネスの闇。
やっとヘリが来た
マイナス12℃、暖房を付けてくれない宿(ロッジ)でヘリをひたすら待つ。
朝5時から待ち続け、10時半にやっと来てくれました。
宿の客は私だけ。
他の客は全員登山で出払っている時間です。
宿の人に「ヘリが来たよ」と言われ、外に出る。
ヘリは目の前に来ておらず、ヘリポートまで移動しなければならない。
これが地味に大変だった。

ヘリポートまでかなり歩きます。

もはや軽い登山。


高山病患者、重い荷物を自分で持ちヘリポートまで軽い登山…。
エベレストは過酷です。
自分のヘリを待つ
なんとかヘリポートにたどり着き、私のヘリが既にいるものだと思っていたら
私のヘリがまだ来てない。

インスタのハイライトに動画とか残してありますが、
他客のヘリや荷物の運搬のヘリがいっぱい来て、
ヘリの暴風に耐えながらひたすら自分のヘリを待ちます。

超具合悪くても記念撮影。
具合悪い表情してます。
やっとヘリに乗る
私のイメージではドクターヘリが来る事を想像していたのですが、操縦士しかいない普通のヘリが来ました。

スッピン無修正写真。
具合悪くて半泣きみたいな顔になってます。
シャワーは1週間浴びてないし、顔も数日間洗ってないし、顔にずっと何も塗ってない。
鼻周りは酷い炎症。

むくみで手もパンパン。
手のサイズ感、おかしくないですか?
顔もむくんでます。
貸切ヘリで絶景を見る
ドクターヘリではなく普通のヘリでしたが、客は私だけの貸切。



ヘリでエベレスト、大迫力のパノラマ!!!!!!!!
いろんな山々をスイスイと駆け抜ける絶景。

写真では分かりづらいですが、お金を払ってでも見る価値があるくらい、絶景でした。
ヘリ、まさかの乗り換え
エベレストベースキャンプから首都カトマンズまで2時間かけて直行で言ってもらえるものだと思っていたら、まさかのルクラで乗り換え。

事故率が高い世界一危険な空港にヘリで着陸した時は臨場感があってすごく良かった…。

エベレストの出発点・ルクラ空港でヘリを乗り換え。

宿(標高約5,000m)からルクラ(2,860m)に降りて、頭痛はほとんど無くなりました。
で、カトマンズまで帰るヘリにすぐ乗せてもらえるのか?と思いきや…
めっちゃ待たされる。
1、2時間くらい待たされました。
「休憩して待ってろ」と言われる。
ヘリが用意できていないのか、高山病の為のものなのか、謎。。。

中の待合所。現地人しかいません。暇です。
暇すぎてヘリ会社の人に「高山病でヘリを使う人の人数」を聞いたら、毎日22人〜30人くらいとの事。

ネパール、順番とかめちゃくちゃなので、中で待ってると呼ばれない気がして外で待つ事に。
今にもぶっ倒れそうな、具合悪い欧米人がいました。
(カップルで旦那さん?にささえられて歩いてた)
やっと首都カトマンズへ
ヘリを待ち続け、やっとカトマンズ行きのヘリ。

結構元気になり搬送映え写真も撮れました。

ヘリからの景色。これ、都会。
標高2,860mのルクラから、標高1,400mの首都カトマンズに移動。
ちなみに東京の標高は40m。
ネパール、そもそも標高が高いです。
カトマンズ行きのヘリに乗って疑問…
ヘリ、どこに降りるの?
降りた場所はカトマンズ空港の国内線ターミナル。
ちゃんと国内線なんですね。
空港に救急車を呼ばれてた
私…平地に降りて結構元気になっているのですが…
保険会社に救急車を手配されていました。


サイレンする必要が無いのに、サイレン。
元気な人間が救急車を使ったら日本では大迷惑ですが、ネパールの税金は一切使っていないので経済貢献に…。
ネパール人、貧しいので救急車なんて乗れません。
外国人用の高級病院の救急車。
ネパールで1番高い高級病院編へと続く…。
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