この記事は2018年10月にメンヘラを起こして
エベレストに行った話の第4話。
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メンヘラを起こし本当に何を思ったのかエベレストに行く事を決意したみさちゃす…。
現地の安ホテル併設のツアー会社でエベレストツアーを申し込んだら大変な事に…。
〈注〉荷物持ちのポーターが高山病になり、翌日ガイドも自業自得で高山病になって死にかける事態に発展。
首都カトマンズにいた時はこんな事が起こるとは思わなかった…。
ツアー会社の社長からセクハラ
安ホテル併設のツアー会社でエベレストツアーを申し込んだら…
ツアー会社の社長に食事に誘われました。
私が払ったお金(ゴーキョルート・15日間で16万円くらい)で儲かったからなのか、ご機嫌な社長がご飯をご馳走してくれるとの事。
※ゴーキョルートは絶景な代わりにハードで日数が長い遠回りルートで、エベレストベースキャンプまで直行だったら12日間くらいで12万円くらいで行けます。
後にポーターやガイドが高山病になるし、私自身辛かったので直行ルートに変更しました。
ばかちゃす、暇だったので食事の誘いに乗りました。
行く前にエベレストの話とか聞きたかったし。
連れて行ってくれたのはタイ料理屋さん。
私はパッタイを注文。
ツアー会社の社長、ヒンドゥー教徒だけれどお酒も飲むし煙草を吸う。
で、普通に食事をしていたら
私の太ももに彼の手が。
…この時の私、写真でお分かりいただける通りかなりやる気のない服装です。
スッピンにパジャマ。後進国だとこういう格好でそこら辺を歩いてしまう癖がある。寧ろパジャマのまま着替えず街歩き。誰も見てないし。
上はTシャツで下はユニクロのステテコ。
…こんな私の太ももを触らないでください。
ツアー会社の社長、先進国の外国人が好きらしく元カノ達は白人らしい。へぇ…
…そんな話をされながら太ももを触られ、私は彼の手をどけ「触るな」と失笑。
帰りたくなったので帰りました。
…まあでもこの時はまだ、今ほどまでこいつに嫌悪感はなかった。
ただ「キモい奴だな」で終わった。
が、後に悪質ツアー会社と判かり、返金対応などで揉めて私はこいつの事が顔を思い出したくないくらい嫌いになる…。
登山用品を買いに行く
登山用品店だらけのカトマンズのタメル地区。
登山用品はなんでも揃っている。
日本から手ぶらで来てもエベレストに登れます。
…というのはちょっと大げさか?
「エベレストの頂上を目指す」ならマイナス数十度に耐えられる先進国の高機能なアイテムが必要ですが、エベレストベースキャンプまでならこの街でなんでも揃います。
ちなみにエベレストを頂上まで目指す登山隊、
登るのに1,000万円くらいかかりますが登山用品代だけでもかなりの金額がかかります。
例えば手袋1つでもマイナス数十度に耐えられる手袋なので1つ5万円とか。
寝袋だと軽く10万円以上。
…まあでも今回はエベレスト「ベースキャンプ」までなのでそこまでガチな装備はいりません。
日本からは登山靴と寝袋、ネットで適当に上の服だけ買っていきました。
https://twitter.com/misachasu0209/status/1048573725933805568
これ以外にもツアー会社社長に連れて行かれた店でたしか水筒などを購入。
えー…連れて行かれた店、値段が高いですね。
そこの店ではほとんど買わず。
https://twitter.com/misachasu0209/status/1052823108275433472
エベレスト登山(ベースキャンプまでなので正確には「トレッキング」)、登山靴は日本で買った方が安心ですが、それ以外は日本で買うより安くて機能は問題ナシ。全部コピー品だけど。
お水代、首都カトマンズの観光客向けスーパーだと1L約15円で売っているのですが(ペットボトルのミネラルウォーター)、
山だと約100円スタート。標高が高くなるにつれ値段が上がっていきエベレストベースキャンプ付近では約400円。
毎日4〜5L飲んでいました。
変なタブレット、やめた方が良い。
— 海外避難生活みさちゃす (@misachasu0209) October 25, 2018
水道水や川の水が飲めるようになるタブレットは、エベレストに行った方々のブログでよく見かけたから買ってみたけど結局使わず。
これでお腹を壊した日本人にも遭遇したし、お水は多少高くても普通に買った方が良いです!!!!!
標高が高くなるにつれ物価も高くなるエベレスト。
お水代、1万円もかからないし。
そこをケチって体調不良になるのは愚か…。
(なのに何故変なタブレットを買ってしまったのか)
エベレストの装備・持ち物
一体エベレストには何を持っていけば登れるのか。(ベースキャンプまで)
最初に書きます。無駄な荷物が多すぎでした。半分以上が無駄。
エベレストでドローン飛ばしてみようと思ってドローンとかも持って行った。
しかし実際はドローンが禁止だしそんな体力と気力は残っていなくて使わなかった。とにかく無駄なものが多い。
思い出せる範囲で持って行ったものを書くと…
(◎必須、○必要、△あまり使わなかった、×不要)
・長袖の服3着 ◎
・半袖の服3着×
※寒いから半袖とかいらなかった
・パジャマ3、4着△
※実際は寒くて暖パンとかのまま寝た
・暖パン2着、長ズボン4着くらい◎
※暖パンは日本から高性能なやつを持って行って良かった!
・雨用登山用ズボン◎
・大量の薬◎
風邪薬一式、吐き気止め、バファリン、眠剤、高山病の薬等
・ドローン×
・頭につける懐中電灯◎
日が暮れてしまって真っ暗の中で歩く時に必要
・水道水を飲めるようにするやつ×
・水筒△
お水はペットボトルを買ってたから使わなかったけど、寝る時にお湯を入れてもらって湯たんぽとして使う用途はアリ。まあカイロもあるんだけど。
・お菓子○
・ウイダーゼリー○
食欲が無かったり、食事が不味すぎてストレスが溜まった時に
・BCAA(アミノ酸の粉)◎
これは日本から持って行って本当に良かった。
体力的にキツかったけどペットボトルに混ぜて飲んで救われた。
・登山靴◎
・普通の運動靴△
険しくないところなら普通の運動靴の方が歩きやすいかな?と思って初日に履いたけど、慣れない登山靴の方が足が疲れないし雨と土、動物の糞でぐちゃぐちゃになって捨てた。
・クロックス◎
宿でくつろぐ時に必要
・日本のもこもこ靴下○
宿でくつろぐ時にあった方が良い
・寝袋○
わざわざアマゾンで買ったけどロスバゲで紛失して使えず。
レンタルもあるし買う必要までなかった。
※寝袋のレンタル、衛生的に気持ち悪いかなと思ったけど、厚着をしてその上から寝袋を着るしそもそも1週間お風呂に入れないとか数日顔を洗ってないとか、宿のシーツが替えられてないとかそういう環境なので直接肌を触れなければ気にならなくなってくる。
・カイロ◎
これは日本から高性能なやつを持参。
登山中は歩いてるから寒くないんだけど宿で寝る時に必須。
マイナス10数度でも暖房が無い中、寝るので…。
・防寒帽子(耳など隠れるやつ)◎
・日差しよけ帽子◎
防寒まではいらないけど日差しが強い時に
・日焼け止め△
最終日しか使わなかった
・充電器、モバイルバッテリー◎
モバイルバッテリーが地味に大切。
宿の部屋にコンセントがなく、夜のうちにフロントに預けて充電するスタイルなので…
・紙の本△
宿ではやる事がなく暇。
私は結局インスタとツイッターをして過ごしていたけど、上記のように携帯充電環境が悪いので本を読むならKindleではなく紙の方が良い。
・登山用ステッキ(杖)◎
現地で1,500円くらい?で購入。
・ミニリュック◎
大きな荷物は荷物持ちのポーターさんに持ってもらうが、携帯や飲み水をいれる
・マスク◎
顔が寒かったり日焼け帽子の為に
・フリスク◎
無言で1日8時間くらい歩くわけですが、フリスクを食べて気分転換するだけでもリラックスできました…
あと、最後の数日歯磨きできず口が臭い自覚があったのでフリスクボリボリ…
・歯ブラシとか顔に塗る化粧品とか◎
必要ですね
…大体このくらいでしょうか。
日本から持って行けば良かったもの
・スプレータイプの顔の保湿クリーム(手で塗る普通のタイプだと手が洗えない場合潔癖だと自分の顔が触れないので。私はその結果数日ウェットティッシュで顔を拭いては何もしない状態などが続き肌荒れした。山、超乾燥。)
個人的に持って行って大正解だったのはBCAAとパジャマとしても使える暖パン。
— 海外避難生活みさちゃす🇪🇬 (@misachasu0209) October 14, 2018
また改めて書きますが…
エベレストで1番辛かったのは食事で、レトルト食品を持っていけば良かった…。
あと、「スプレータイプの保湿できる化粧水」。
寒くて水が冷たすぎて数日手も洗えなかったのですが、軽い潔癖なので汚い手で顔を触れなくて、手が汚いから顔にクリームが塗れなくて肌荒れした…。
鼻に関しては炎症も起こして肌荒れどころではない…。
「汚い手で顔を触れない」という潔癖な方はスプレータイプの化粧品をオススメします。
まあそんなかんじで大量の荷物になってしまいました。
いよいよエベレスト出発編に続く…
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