エベレストトレッキング1日目。食事が不味すぎる。どんな宿で寝るのか?

この記事は2018年10月にメンヘラを起こして
エベレストに行った話の第6話。

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やっとの思いでカトマンズからエベレスト最寄りのルクラ空港へ…。

既にクタクタでしたが、登山(トレッキング)が開始しました。

 

エベレスト登山(トレッキング)出発の地・ルクラ

エベレスト登山(トレッキング)はここから始まります!

※トレッキング…登山用具を使わないハイキングと登山の中間的な。

若干街になっているところからスタート!

少し寒くてジャンバーを着ました。(10月)

 

スティーブ・ジョブズではなくなりましたね。

 

この日はルクラ(標高2840m)からパクディン(Phakding標高2610m)まで登ります。

飛行機遅延で16時くらいから登り始めました…。

 

後に救いようもない自業自得で危篤になったガイドに着いていきます。

 

荷物持ちのポーター

荷物持ちのポーターはといいますと、てっきり「一緒に歩くのかな?」と思っていたら、ポーターは早足で荷物運びのみ

客とガイドは歩くのが遅いし荷物が重いからマジで早足。

客の半分くらいの時間で宿まで荷物を運んでくれます。

ちなみにこのポーターも数日後嘔吐して「このまま仕事をすると死ぬ」という状態になり途中でリタイアしました。

カオスすぎ。

余談ですが、今回ポーターに持ってもらった荷物は私の分だけで2つ。(1つにまとまらなかった)

どうやって運ぶんだろう?と思っていたら、専用の縄で縛って頭(おでこ)に負担をかけ、このように運びます。

 

ちなみに背負ってもらったカバン、ポーターの汗でヤバい事になりました

背中の汗でカバンの中身が一部濡れていたほど。

重い荷物を運んでいたら、そりゃそうなるよね。

 

首都カトマンズは登山用品店で溢れかえっていますが、

ポーターに持ってもらう用の大きなカバン(写真左)が防水タイプだった理由が分かりました。

ポーターの汗以外にも雨とかあるしね。

家にあった布製のカバンを適当に持って行ったのはちょっとミス!

 

…ポーターの汗で大変激しく汚れたカバン、帰国後、コインランドリーが使えない潔癖症の母親に「あんまり汚れてないけど一応洗って」と、洗濯機で洗ってもらいました。

バレたら洗濯機を弁償させられるかもしれません。

 

ポーターは英語不可

ガイドは英語が話せますが、ポーターは英語がほとんど話せません。

エベレスト登山のガイドや荷物持ちで有名な「シェルパ族」?と思って聞いてみたら、別の民族らしいです。

ネパールはインドと似ていて、
生まれた時から家系的に職業がほぼ決まっています。(必ずしもではない)

ガイドの家に生まれたらガイド、荷物持ちの家に生まれたら荷物持ち、みたいな。

ガイドとポーターではお給料(月収)が2倍くらい違います。もちろんガイドの方が高い。

ポーターは足速に荷物を運ぶので勤務時間はガイドの方が長いですが、ガイドは荷物を持たずにポーターの2倍くらいお給料が貰えます。

 

ガイドとポーターの日給

私はツアー会社を通していますが、現地で雇うとガイドが1日2千円くらい?ポーターが千円くらい?との事

ポーターにはそこまで差がありませんが、ガイドは優秀な人は比較的高給。(といっても日給数千円)

英語の他に、日本語や中国語に対応できたり、ガイドのなんか凄い資格を持っていると日給が高くなります。(とはいっても数千円)

 

私のガイドが高山病でリタイアした後、お世話になったガイドさんは資格を持っていて、7,000m級の山の頂上までアテンドできるとの事でした。

ベテランガイドで、日給を聞いたら3,500円くらい。彼にはお世話になったな…。

(今登場しているガイドとは扱いが違う)

 

エベレスト街道を歩きます

この時はまだ軽装。

日本でこの為に買った一度も履いていない登山靴を持ってきていましたが、普通の運動靴で歩けそうだったし登山靴は重くて疲れそうだったので運動靴で…。

森の中に入って、階段をひたすら歩く。

最初はインスタ映えやん!!と思っていたけど、最初から結構キツイ

登山靴、1回くらい履いておけよ、という話なのですが…。

登山経験も無いのにエベレストに来てしまいました。

ちなみにリュックの中には携帯とお水、薬など、持ち歩いておきたいもの。

…が、このリュック(お水が入ってるし3キロくらい?)、持つのが辛くなって2日目くらいからガイドに持ってもらって手ぶらで登るという荒技を覚えます。

最初はインスタ映えやん!!と思っていたけど、最初から結構キツイ。

 

エベレストは汚い

登山といえば自然。自然といえば綺麗。

登山経験もなく、何も考えず来てしまったばかちゃす。

エベレストは綺麗だと思っていました。

が、汚いです。

ベースキャンプより上にいくとゴミ問題があるそうですが、ベースキャンプまではゴミはほとんど落ちていなくてゴミは無問題。

 

何が汚いのかといいますと…

この動物、ヤク。

インドと同様にヒンズー教のネパールで牛は神聖。

で、このヤクという牛に似た動物が荷物の搬送食用として使われています。

ネパールのレストラン(食堂)にはヤクの肉の料理がおいてある。(未挑戦)

 

…エベレスト街道、ヤクの糞だらけ。

スイスとかのハイキングとは違い、綺麗なお花もない。

あるのはヤクの糞と砂埃。

綺麗な環境とは言えません。汚いです。

 

運動靴で登山は失敗

初日という事もあり運動靴で登山(トレッキング)をしたわけですが…

途中でまさかの雨。

(乾季なので雨はこの日1日だけだった)

ヤクの糞と土が入り混じった、糞なのか土なのか分からない地面に雨。

防水ではない運動靴はぐっちゃぐちゃ。

靴下まで濡れる。(その点、登山靴は防水!)

 

後に分かった事ですが、登山靴は重くても厚みがあるので運動靴より疲れにくいです。

…この運動靴、ボロいやつだったのですが捨てました。

2日目以降はちゃんと登山靴を履くようになります。

 

エベレストはドローン禁止

日本でわざわざなんとなく、エベレストベースキャンプ(5364m)でも飛ぶドローンを15万円くらいで買って持ってきたわけですが…

ドローンは禁止でした。ガイド曰く許可がいるらしい。知らなかった。

 

服は暑くて脱ぎ着。

橋があってちょっと興奮。

 

美味しい不味い関係なく、エネルギー補給の為にそんなかんじになります…。

 

追々また書きますが、普通の食事が不味すぎて、宿に韓国の辛ラーメン(インスタントラーメン)があった時は、喜びながら嫌嫌3食連続で食べたほどでした。

喜びながら嫌嫌食べるとは…飽きたし食べたくないけど、味的に保証されてる(確実に食べれる)から食べる。

そんなかんじ。

 

コンセントは有料、しかも共同

予め分かっていた事ですが、エベレストの宿の部屋にはコンセントがありません。

コンセントは食堂兼リビング的な共同ルームで有料。

携帯の充電は預けないとできません。

こんな風にみんな、携帯を置きっぱなし。

が、私はセキュリティ的にも利便性的にも携帯を置きっぱなしにしたくないのでモバイルバッテリーを充電するという手法に出ました。

これやってたの私だけ。私頭良いのかな。

普段なら寝る時は携帯を充電して、朝置きた時に充電が100%じゃないと気持ち悪いですが、エベレストでは寝る時携帯を持っていたいしいじりたいので、就寝中は充電せず。

日中自分のモバイルバッテリーから充電していました。

 

この日使ったお金

※ツアーに含まれていない自腹出費

メモによると、

・ジンジャーハニーレモンティー、アップルフリッター、充電…約1,100円
・ジンジャーハニーレモンティー…約120円
・お水…約100円
・トレッキング用の杖…約1,500円
合計約2,820円。

 

暖房なんてありません

エベレストに着いていないのに寒い。

暖房(暖炉)があるのは共用スペースのみ。

部屋にはもちろん暖房なんてありません。

既に寒かったので、コートや暖パンで寝ました。

 

インスタストーリーにはたった7℃でこんな事を書いていましたが…

これからもっと寒くなるからね…。

最後の方、マイナス10数℃でしたから。

それでも暖房無しの部屋で寝たんだよ。

ガイドに「お金追加料金払うから暖房ある部屋とかないの?」と聞いたけど、お金で解決できないらしい。

資本主義が通用しない、自然の世界です。

 

この日はお風呂(シャワー)に入れず就寝。

1週間でシャワー浴びれたの、
たった1回だった。

シャワー料金は500円くらい。

お金をケチったわけじゃない。

体力だったり寒さだったりで入れないの。

最後の3日くらいは水が冷たすぎて痛くて、手洗いも洗顔も歯磨きもできていませんでした。

エベレストは過酷です。

2日目に続く…

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やっと宿に到着!

この日は3時間半の登山(トレッキング)。

夕方から登り始めたので、到着前には日が沈んで真っ暗に…。

頭に付けるヘッドライトをカトマンズの登山洋品店で買ったのですが、ポーターの荷物に預けてしまっていてiPhoneのライトで歩きました…。

初日から飛行機遅延しまくるし、雨降るし、暗い中を歩くし本当に大変だった…。

 

どんなところで寝るのか

こんなところです。個室。

シーツは洗ってあった。

…「シーツは洗ってあった」って当たり前だと思うのですが、標高が高い宿は洗ってありませんでした

 

死ぬほど不味い夜ご飯

突然ですがクイズです。

これは何に見えますか?

答えは…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カルボナーラです。

カルボナーラに見えないカルボナーラ。

味付けもクソ不味いですが、それ以前に30分くらい茹でたような麺でフォークで巻く事ができません

パスタってフォークで巻いて食べるものじゃないの?

伸びすぎて巻けない。どう頑張っても巻けない。巻こうとすると麺がちぎれる。

 

とにかくクソ不味くて、でも体力を消耗してカロリーは欲していて、半分くらい自然と食べれました。(半分は残した

どれだけ不味くても、カロリーの為に身体が自然と最低限は食べてしまう。

でも腹3分くらいになると食べれなくなる。そんな食べ物。

 

エベレストで1番辛かったのは食事

ツイッターやインスタで散々愚痴ってきましたが、エベレストで一番辛かったのは体力面でも寒さでも高山病でもなく食事です

ネットには「ピザ、パスタ、焼きそば、なんでもある!」と書いてあった。

だから食事の心配は一切せずに行った。

1ルピー=約1円。分かりやすい。

たしかにパスタやピザ、朝食にはパンケーキまで色々揃ってる。

しかし死ぬほどクソ不味い。

人生で1番不味い食事は?と聞かれたらエベレスト、と答えるくらいとにかくクソ不味い。

 

これからエベレストベースキャンプに行く変態には、

日本から必ずレトルト食品や災害用食品を持ち込む事を強くお勧めします。

 

クソ不味いカルボナーラを食べた2時間後くらい…空腹が…。

というわけでウイダーゼリーを飲み、

アップルフリッター(約420円)とジンジャーハニーレモンティー(約100円)を注文。

まあ、まだ食べれる味だった。

ちなみにジンジャーハニーレモンティーは美味しい!

このジンジャーハニーレモンティーは毎日何杯も飲むほど、エベレストでお世話になりました。

エベレストの食事は…

「食べれそうなものを頼みなるべく食べる」

美味しい不味い関係なく、エネルギー補給の為にそんなかんじになります…。

 

追々また書きますが、普通の食事が不味すぎて、宿に韓国の辛ラーメン(インスタントラーメン)があった時は、喜びながら嫌嫌3食連続で食べたほどでした。

喜びながら嫌嫌食べるとは…飽きたし食べたくないけど、味的に保証されてる(確実に食べれる)から食べる。

そんなかんじ。

 

コンセントは有料、しかも共同

予め分かっていた事ですが、エベレストの宿の部屋にはコンセントがありません。

コンセントは食堂兼リビング的な共同ルームで有料。

携帯の充電は預けないとできません。

こんな風にみんな、携帯を置きっぱなし。

が、私はセキュリティ的にも利便性的にも携帯を置きっぱなしにしたくないのでモバイルバッテリーを充電するという手法に出ました。

これやってたの私だけ。私頭良いのかな。

普段なら寝る時は携帯を充電して、朝置きた時に充電が100%じゃないと気持ち悪いですが、エベレストでは寝る時携帯を持っていたいしいじりたいので、就寝中は充電せず。

日中自分のモバイルバッテリーから充電していました。

 

この日使ったお金

※ツアーに含まれていない自腹出費

メモによると、

・ジンジャーハニーレモンティー、アップルフリッター、充電…約1,100円
・ジンジャーハニーレモンティー…約120円
・お水…約100円
・トレッキング用の杖…約1,500円
合計約2,820円。

 

暖房なんてありません

エベレストに着いていないのに寒い。

暖房(暖炉)があるのは共用スペースのみ。

部屋にはもちろん暖房なんてありません。

既に寒かったので、コートや暖パンで寝ました。

 

インスタストーリーにはたった7℃でこんな事を書いていましたが…

これからもっと寒くなるからね…。

最後の方、マイナス10数℃でしたから。

それでも暖房無しの部屋で寝たんだよ。

ガイドに「お金追加料金払うから暖房ある部屋とかないの?」と聞いたけど、お金で解決できないらしい。

資本主義が通用しない、自然の世界です。

 

この日はお風呂(シャワー)に入れず就寝。

1週間でシャワー浴びれたの、
たった1回だった。

シャワー料金は500円くらい。

お金をケチったわけじゃない。

体力だったり寒さだったりで入れないの。

最後の3日くらいは水が冷たすぎて痛くて、手洗いも洗顔も歯磨きもできていませんでした。

エベレストは過酷です。

2日目に続く…

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