北朝鮮並に社会主義のキューバでリアルな社会主義を体験してみた

社会主義(共産主義)といえば北朝鮮?

ソ連崩壊後の現在、社会主義国は5カ国。

北朝鮮、中国、ベトナム、ラオス、そしてキューバ。

この中で1番ヤバいのは北朝鮮ですが、
キューバもあなどれない

だって2018年12月まで国民のインターネットが禁止、国民のほとんどが公務員で平均月給3,000円なのですから…。

キューバに行った理由は社会主義を体験したかったから

行った感想は、普通の国と全然違う!

お店の雰囲気がなんか変。なんでか分かる?

観光客はネットが自由に使えず、食料は未だ配給制。

今回はそんな社会主義国キューバの普通ではなかった事9つをお届けします!

※本記事は2020年1月に行った時のレポートです。

 

北朝鮮より社会主義が体験できるキューバ

中国側から北朝鮮観察。後ろは北朝鮮。(2019年)

北朝鮮、中国、ベトナム、ラオス、キューバ…

観光客目線でベトナムとラオスは普通、中国はネット規制があるもののそれ以外は割と普通。

異色の塊である北朝鮮は観光で行く事もできますが、自由行動ができないガイド付きのツアーのみ

修学旅行のように食事場所まで決められて、本来の姿は見れません

北朝鮮が外国人観光客に「お見せできる」、「作り物」を観光できるだけ。

…その点キューバは完全自由行動ができます。

つまり社会主義がリアルに体験できる唯一の国というわけなのです。

 

1,ホテル予約も普通じゃない…

キューバの異様さは、まだ日本にいる時から始まっていました。

日本で航空券を取り、ホテル予約をしようとした時の事…。

普段ホテルはBooking.comで予約しているのですが、口コミが一切表示されず、通常はない「渡航理由」の選択が必要。

しかも渡航理由、「観光」という項目がない…。

挙句には「お住いの国から予約する事はできません」の文字。

今まで41カ国に行った事がありますが、こんな事は初めて

結局エクスペディアから予約できたのですが、掲載ホテル写真はガラケーみたいな粗い画質。

キューバ、既に詰みそう…

 

2, 搭乗ゲートは1時間40分前にクローズ!?

キューバはビザ取得が必要で、アメリカの空港で取得。

https://twitter.com/misachasu0209/status/1214285783164706818

搭乗クローズがなんとフライトの1時間40分前。

普通は30分前なのですが…早すぎない!?

意味が分からないキューバ…。。

 

空港でフライトボードを見るのが好きな私。

この都市(空港)はどこの国と便があるのか見ると楽しい。

現在はアメリカからも行けるが、少し前までは敵対国アメリカとの運航はなかった

映し出されていたのはアメリカ、スペイン、パナマ、メキシコ、カナダの5カ国。

パナマ文書のパナマ…どういう人が乗るんだろう。

 

3, お金が2種類、米ドルは罰金

日本なら日本円(JPY)、アメリカなら米ドル(USD)…と普通は1カ国に1通貨ですが、キューバは2種類のお金(通貨)が流通しています

外国人用のCUCと、現地の人が使うCUP(人民ペソ)。

観光客向けのお店ではCUCを使い、ローカルなお店ではCUPを使うというややこしい仕組み。

両替もややこしく、アメリカと敵対しているので米ドルからの両替は10%の手数料(いわば罰金)

 

クレジットカードは一切使えずキャッシュオンリー。ATMもありません。

両替所が少なく、日本円対応の両替所はもっと少ないのでややこしいです…。

 

4, ネットを使うにはWi-Fiカード

普段私は海外に行く時、SIMカードを予めAmazonで買っておくか、現地の空港でSIMを買うのですが、

キューバではSIMを手に入れるのが難しい。

2018年12月まで国民のインターネットが禁止だったキューバ。

5Gが叫ばれる今日、今なおMAX 3G。LTEも無い。

 

ネットが解禁されて以降3Gでネットはできるようになりましたが、

観光客がSIMを手に入れるのは至難の技。

携帯ショップに行って、数時間かけて携帯を契約するようなややこしい手続き…。(しかもスペイン語)

短期の旅行者がSIMを手に入れるのは非現実的。

しかもフリーWi-Fiが無い。

Wi-Fiが使えるカフェやレストランも稀。

で、ネットはどうするのかというと「Wi-Fiスポット」と呼ばれる場所に行かないとできません

高級ホテルのWi-Fiスポット。
お茶つきで1時間400円くらい。

Wi-Fiスポットに行き、Wi-Fiカードを買う必要があります。

Wi-Fiカード自体は1時間100円くらいで、カードにはログインIDとパスワードが。

それを入力してWi-Fiを使う…というシステム。

※後から知った事ですが、日本からレンタルWi-Fiを持っていけば使えた模様。

 

5, ネットが使えずデジタルデトックス

高級ホテルではなく1泊約2,300円の安ホテルに宿泊した私。

「カサ」と呼ばれる宿形態で、いわゆる家族経営の民宿

1泊2,300円の宿はどんな部屋かといいますと…

こんなかんじ。

清掃は行き届いていますが、ボロいホテル。

普通ホテルというものはスタッフが24時間体制ですが、家族経営の「カサ」だったのでスタッフ(家族)は夜21時くらいになると寝ます

で、スタッフがいなくなるとWi-Fiが使えない。

このホテル(カサ)はWi-Fiが有料で、スタッフにお金を渡して、スタッフのパソコンで設定しないと使えないシステム。

Wi-Fiカードのようにまとめ買いができず、スタッフが寝る夜21時くらいから朝までは強制的にネットが使えない状態…

夜から朝までネットが使えない…小学生みたいな生活になりました(笑)

普通の国なら無料で当たり前に使えるWi-Fi。

しかしキューバでは当たり前ではありません。

 

ネットが使えない生活

自由にネットが使える普段の生活では、インスタストーリーで実況したり、LINEなどの連絡もいつでも返す生活。

が、キューバではWi-Fiが使える時にしかネットが使えなくなったので、強制的にデジタルデトックス。

キューバでの私のネット生活

1、起床後、ホテルで。連絡などを返す。
2、夕方か夜Wi-Fiスポットかホテルで。

Wi-Fi接続は1日2回くらい。

それ以外の時間はSNSの投稿はおろか、LINEもできない…そんな生活を1週間。

普段リアルタイムでインスタストーリーを更新したりネットに張り付いている人間としてはかなり新鮮な時間になりました。

 

6, 食料は未だ配給制

配給所に並ぶ人たち

平均月給は3千円で、食料は未だ配給制のキューバ。

街を歩いていると配給所らしきお店がちらほら。

ちなみに配給だけでは食料を賄えないので、いわゆる闇市で食料を買う事も。

 

7, 物資困窮、お店がなんか変

国民のほとんどが公務員で、ほとんどのお店が国営のキューバ。

お店の雰囲気が、なんか変。暗い。

社会主義独特の陰鬱な雰囲気が醸し出されています。

 

更に衝撃、違和感だったのがコンビニのような小売店。

なんか変じゃない?

伝わるだろうか、この変な違和感…。

日本のスーパーやコンビニと雰囲気が違う。

これ、後から教えてもらって気付いたのですが、同じ品物だらけだからおかしいんです。

並んでいるのは同じ品物だらけ…種類が全然無い。

日本、いや、ほとんどの国ならシャンプー1つにしろたくさんの種類が陳列されていますが、キューバではシャンプーなら1種類しかないとかそういう次元。

いや、あるだけまだ良い。

キューバは物資困窮で、物が手に入らない事も常。

何軒かのお店に行ってもシャンプーが売り切れで手に入らない…なんて事もあるそう。

 

8, 万引き防止で入場制限

こちらはスーパーのようなお店。

(といっても、スーパーのようになんでも売っているわけではない)

なぜ外に人がいるかというと、警備員がいて入場制限

店内、全然混んでないのに…。

意味が分からないと思いますがキューバでは普通の事で、万引き防止の為にお店に人をたくさん入れません…。

 

街を歩いていたら普通の服屋さんがあったのでふらっと入ってみたら

入り口でカバンを預けさせられました。

カバンを預けさせられるの、フィリピンを思い出した…。

フィリピンのスーパーはリュック等大きな荷物が持ち込み禁止。

少し大きめのカバンは、入る時に預けさせられます。

入店時に警備員から手荷物チェック、出る時も万引きしていないかレシートとカバンの中身を確認。

 

で、服はというと2、3千円くらいでかなり悪い生地。

日本人が着られるような生地ではありません。

日本の楽天で千円の服を買ったほうが全然良いレベル。

 

9, 物価崩壊!パスタが23円

平均月給3千円で物価が崩壊しているキューバ。

食事もローカルなら安い。

41カ国行った私が忘れられない世界の絶品グルメ12選』でも紹介したピザ屋さん。

41カ国行った私が忘れられない世界の絶品グルメ12選

2020年5月31日

 

テイクアウト専門で、ピザは約56円から、パスタは約23円から

約23円のパスタを食べる女性

パスタはお店の前で立ち食いスタイル。

絶景で食べた激安ピザ美味しかったな…。

人民食堂で約158円の定食を食べたりも。

 

私のキューバ・ルーティーン

1週間滞在したキューバの首都ハバナ。

観光は街歩きはメインで、3日もいれば暇に。

どんな観光があるのかは改めて別の記事に書きますが、とにかく暇で毎日お昼から飲む生活をしていました。

行きつけの日本食屋でカツ丼(約300円)とモヒート(約100円)。

日本食屋にはキューバの雑誌や本が何冊かあったので、それを読みながら飲んで、雑誌を見て行きたくなったお店などを夕方から散策する生活。

iPhoneで写真は撮るけれど、それをリアルタイムでSNSに載せる事はできない。

携帯の通知を忘れて、飲みながら街をぶらぶらする…そんな平和で暇な生活。

 

社会主義を味わえるキューバ

街を歩けば「何これ」の連発、社会主義キューバ。

ネットが不便な件もデジタルデトックスと割り切れば、非日常。

世界で唯一1番リアルな社会主義が体験できる国。

普通の国と違う事だらけで新鮮。

 

次回はキューバの観光、人々の生活を更新します…!

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